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Since 2005/10/10 ダム浪漫 Presented by ふむふむ |
ランクの説明(当サイトオリジナル) | |
ダム規模ランク | ダムの規模を便宜的に「堤高」×「堤頂長」で計算し、その計算結果で ダムの規模をランク付けしています。 Sランク 5万m2 以上 Aランク 1万m2 以上 Bランク 3千m2 以上 Cランク 3千m2 未満 |
ダム湖規模ランク | ダム湖の総貯水量で、ランク付けしています。 Sランク 1億m3 以上 Aランク 1千万m3 以上 Bランク 1百万m3 以上 Cランク 1百万m3 未満 |
迫力ランク | ダムの持つ迫力を、管理人の独断でランク付けしています。 |
美観・景観ランク | 純粋に美しいかどうか?良いビューポイントが豊富にあるかどうか?観光地化が進み過ぎている、ゴミが多いなどはマイナスポイント!そんな視点で、管理人がランク付けしています。 |
充実度ランク | PR施設・飲食店・トイレ・駐車場・自動販売機などの設備が充実しているかどうかを、管理人の独断で判断しています。 |
ダム用語の説明 | |
ダム形式 | 『アーチ式コンクリートダム』 主としてコンクリートのアーチ作用によって水圧に耐える構造で、周囲の地盤が岩盤状で、とても丈夫な場合に用いられます。大規模なダムが建設可能で、見た目も雄大で迫力があります。 『重力式コンクリートダム』 ダムの持つ自重で水圧に耐える構造で、基礎地盤が十分な耐力を持っている場合に用いられます。(この形式のダムが一番多い) 『ロックフィルダム』 周囲の地盤が軟らかくても建設可能、建設地近くの岩や砂利を積み上げて作る為、建設コストも安い。フィルの作り方によって、表面遮水型フィルダム・均一型フィルダムなどがあります。 その他、種別の異なる形式の複合ダムや、重力式でも中空状のコンクリートダム、バットレスダムなど、地盤の状況+気象条件+経済性などを考慮し、多種多様なダムが作られています。 |
吐(ばき)関連 | 『吐』ばき 洪水調節などで、ダムから水を吐出す口の事です。 『常用洪水吐』 洪水調節に用いる吐で、非常用の吐も備えているダムでは区別をする為に「常用洪水吐」と言います。 『非常用洪水吐』 常用洪水吐の放流量を上回る部分を放流する洪水吐の事で、一般に越流式の放流設備となっています。 『余水吐』 余剰水を自動的に排水する為の吐を言います。洪水吐と同義語で用いられる事もあるようですが、小河内ダムなどのように、洪水吐と余水吐が併設されている例もあります。 |
ゲート関連 | 『ゲート』 洪水調節・発電用水の流量調節などの目的で、ダムから水を吐き出す門の事を言います。 『クレストゲート』 堤頂に設けられたゲートの事を言います。一般的には洪水吐になっていることが多い。 『コンジェットゲート』 堤体の下部に設けられた高圧方流用のゲートです。 『オリフィスゲート』 堤体の中間に設けられたゲートです。 『ラジアルゲート』 円弧状の鋼板が回転する事で開閉する構造のゲートです。 『ローラーゲート』 フラットな鋼板にローラが付いていて上下に開閉するゲートです。 『越流式』 一定の水位を超えると勝手に越流を起こし排水する方式です。 |
ダム堤関連 | 『堤体』ていたい ダム本体の事を言います。 『堤高』ていこう ダムの高さを示す用語で、基礎地盤から堤頂までの高さです。ちなみに堤高の国内最高は、黒部ダムの186.0m 『堤頂長』ていちょうちょう ダム堤の長さを示す用語です。 『堤体積』ていたいせき ダム堤体の総体積を示す用語です。 |
ダム水位 | 『設計洪水位』 ダムが存在している期間に予想される最高の水位です。 ダム湖に対する流入水量が、200年に一度程度とされる設計洪水量に達し、ゲートが全開状態で自然に達しうる水位の事を言います。 『サーチャージ水位』 洪水時に、一時的にダム湖に貯めることが出来る最高の水位です。 『常時満水位』 常時、ダム湖に貯めることが出来る最高の水位です。 『洪水期制限水位』 梅雨や台風などの増水や洪水に備えて、満水位より水位を下げた設定する事があり、この時の設定水位を言います。(ダムによっては、この設定を設けないダムもあります) 『最低水位』 ダム湖の水位で、ダム湖の水が利用可能な最低の水位を言う。 |
その他の ダム関連用語 |
『インクライン』 ダムの斜面に沿って、物資を運搬する為の設備の事を言います。 『キャットウォーク』 ダムの点検や補修用の通路の事を言います。 『取水塔』 放流や発電用の取水をする為に設けられた設備の事を言う。 『選択取水』 河川の生態系保護や、農業用水に適した取水をするなど、ダム湖の最適な深さから取水する為の設備の事を言います。 『減勢工』げんせいこう ゲートより排水された水の勢いを、弱める為に設けられた構造物の事を言います。(減勢工により形作られた部分を減勢池と言います) 『右岸・左岸』 ダムの上流から下流側を見て、右側の岸を右岸、左側の岸を左岸と言います。 『監査廊』かんさろう ダム堤体の保守点検用の通路の事です。 『魚道』ぎょどう ダムや堰があっても、魚が上流へ登って行けるようにするために設ける水路の事です。 |